歴史
この路線の名は、鹿児島の路面軌道が建設された順序に由来する。鹿児島電気軌道が最初の市街地区間(現在の第一期線)を1914年に開業したのち、鉄道の駅へ向かうこの支線が次の段階、すなわち同社の都心部の網のうち「第二期」として建設された。第一期線から分岐する高見馬場から、当線は西へ進んで甲突川を渡り、現在の鹿児島中央駅の駅前に至る。
路線は1915年(大正14年)12月17日に、鹿児島電気軌道が高見馬場 - 武駅前間を開業して開いた。武駅前は鉄道の駅(当時の武駅)の駅前にある停留場であり、この開業によって同社の線路は市の西側にある幹線鉄道の駅に達し、前年に開業していた市街地の第一期線を補完した。
鹿児島市は1920年代後半にこの軌道を公営化した。当線は1928年7月1日に新設された鹿児島市電気局へ移管され、私設事業としての歴史を終えた。その約1ヶ月後の1928年8月7日には、終端の停留場である武駅前が、駅前を共にする鉄道の駅にならって西鹿児島駅前へ改称された。
その後、公営の運営主体は何度か改組された。1933年1月26日に鹿児島市交通課、1944年10月24日に鹿児島市交通部、そして1952年10月1日に現在の名称である鹿児島市交通局となった。これらの変遷を通じて、この短い路線は鉄道の駅へ向かう市電の運行を担い続けた。
最も新しい変化は2004年に訪れた。鉄道の駅が新たな九州新幹線のために改築され、改称されたのである。2004年3月13日、市電の西側の終端である西鹿児島駅前が、これに合わせて鹿児島中央駅前へ改称された。現在、第二期線は市電の2系統によっておよそ7.5分間隔で運行され、第一期線から直通して唐湊線へと至ることで、鹿児島の中心部と市の主要な鉄道の玄関口とを結び、その短い距離に対しては1世紀に及ぶ市電網の最も繁忙な区間の一つであり続けている。
年表
- 191512月17日:鹿児島電気軌道が高見馬場 - 武駅前間を開業し、当線が開業する。
- 19287月1日:当線が新設された鹿児島市電気局に移管され、私営としての運行を終える。
- 19288月7日:武駅前停留場が西鹿児島駅前停留場へ改称される。
- 19331月26日:運営主体が鹿児島市交通課に改組される。
- 194410月24日:運営主体が鹿児島市交通部に改組される。
- 195210月1日:運営主体が現在の名称である鹿児島市交通局に改組される。
- 20043月13日:西鹿児島駅前停留場が、九州新幹線のために改築された鉄道の駅に合わせて鹿児島中央駅前停留場へ改称される。
出典
事実確認日:2026年6月14日