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1号線(御堂筋線)

Midōsuji Line

御堂筋線(みどうすじせん)は、日本の大阪府にある営業キロ24.5キロメートルの都市高速鉄道(地下鉄)路線で、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が運営する。大阪市のメインストリートである御堂筋の地下を南北に走り、吹田市の江坂駅から新大阪・梅田・難波・天王寺を経て、堺市北区の中百舌鳥駅までを結ぶ。軌間は1,435ミリメートルの標準軌で、直流750ボルト・第三軌条方式により電化されており、駅数は20で、路線記号は「M」である。正式名称は「高速電気軌道第1号線」で、国土交通省の『鉄道要覧』では「1号線(御堂筋線)」と記載されている。大阪市営地下鉄で最も古い路線であり、最も利用者の多い路線で、梅田 - 淀屋橋間は日本の地下鉄で最も利用者の多い区間である。

大阪吹田市此花区尼崎市西区東大阪市豊中市5 km
1号線(御堂筋線)の路線図 · 境界: 国土数値情報(国交省)・GSI

歴史

この路線は大阪初の地下鉄であり、日本で初めての公営地下鉄で、東京の銀座線に次ぐ国内2番目の地下鉄路線であった。1930年代初頭の建設は、不況下で多数生じた大阪の失業者に仕事を与えるための事業という側面も持っていた。仮の梅田駅から心斎橋駅までの最初のトンネルは、梅田の車庫とともにほぼ手作業で掘り進められ、大阪北部の軟弱な地盤による落盤や漏水に悩まされながらも、1933年5月20日に開業した。最初の車両は、近くの省線の線路から人力と役畜によって路線へと運び込まれた。当初は1両編成で運転されたが、駅は当初から最大8両編成に対応できるよう設計されていた。

その後、路線は段階的に延伸された。梅田駅の本駅は1935年10月6日に開業し、同月の1935年10月30日には難波駅まで達した。さらに1938年4月21日には天王寺駅まで延伸された。建設は第二次世界大戦中に中断し、1945年3月の大阪大空襲の際には、地下鉄の駅を開放し避難列車を運行して市民の避難を助けたとされるが、工事の再開は戦後を待つこととなり、1951年12月20日に昭和町駅、1952年10月5日に西田辺駅へと達した。

戦後の数十年を通じて、路線は両端で延び、列車も長くなっていった。1960年7月1日には西田辺駅から我孫子駅へ南へ延伸され、北側では1964年9月24日に新大阪駅 - 梅田駅間が開業して、新しい新幹線の乗換駅を路線網に結びつけた。編成は当初の単行から、1953年に4両、1958年に6両、1963年には8両へと着実に増強された。1970年2月24日には新大阪駅から江坂駅まで北へ延伸され、同日に北大阪急行電鉄との相互直通運転が始まった。江坂以北の同社の路線は御堂筋線の延長として機能している。あわせて全線で自動列車制御装置 (ATC) が導入された。「御堂筋線」という路線の愛称自体は、1969年12月6日に正式に定められたものである。

路線は1987年4月18日に我孫子駅 - 中百舌鳥駅間が開業して全通し、現在の姿となった。その後、駅はより長い列車に対応できるよう改築され、同年8月には全列車が9両編成に統一された。1990年代半ばのさらなる改築によって10両編成が可能となり、1996年9月1日に10両編成化が完了した。女性専用車両は2002年11月11日に導入された。

路線はその歴史の大半を通じて大阪市交通局によって運営されてきたが、2018年4月1日に大阪市営地下鉄が民営化され、御堂筋線は路線網のほかの路線とともに、新たに発足した大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の路線となった。運営者の交代は乗客にとっては切れ目のないものであった。

今日、御堂筋線は大阪の市内交通の大動脈であり、Osaka Metro の路線網で最も収益の大きい路線で、新大阪・梅田・難波・天王寺という市内の主要ターミナルをほぼ直線的に結んでいる。最も混雑する梅田 - 淀屋橋間は、依然として日本の地下鉄で最も利用者の多い区間であり、江坂での北大阪急行電鉄への直通運転は、千里中央方面へと路線の到達範囲を北へ広げている。2015年から2022年にかけて全駅に設置された可動式ホーム柵や、車内の無料Wi-Fiといったサービスは、大阪最古の地下鉄が続けてきた近代化を映し出している。

年表

  • 19335月20日:仮の梅田駅 - 心斎橋駅間 (3.1 km) が開業。大阪初の地下鉄、かつ日本初の公営地下鉄。当初は単線で1両編成の運転。
  • 193510月6日:梅田駅の本駅が開業。10月30日:心斎橋駅 - 難波駅間 (0.9 km) が開業。
  • 19384月21日:難波駅 - 天王寺駅間 (3.4 km) が開業。その後、第二次世界大戦により建設が中断する。
  • 195112月20日:戦後の建設が再開され、天王寺駅 - 昭和町駅間 (1.8 km) が開業。
  • 195210月5日:昭和町駅 - 西田辺駅間 (1.3 km) が開業。
  • 19607月1日:西田辺駅 - 我孫子駅間 (2.5 km) が開業。7両編成運転を開始。
  • 19649月24日:新大阪駅 - 梅田駅間 (3.5 km) が開業し、新大阪の新幹線乗換駅を結ぶ。
  • 196912月6日:路線の愛称が正式に「御堂筋線」と定められる。
  • 19702月24日:新大阪駅 - 江坂駅間 (2.9 km) が開業。北大阪急行電鉄との相互直通運転を開始し、全線でATC化。
  • 19874月18日:我孫子駅 - 中百舌鳥駅間 (5.0 km) が開業して全通。9両編成化を開始し、8月24日に完了。
  • 19969月1日:長編成化のための改築が完了し、全列車が10両編成に統一される。
  • 200211月11日:女性専用車両を導入。
  • 20184月1日:大阪市営地下鉄の民営化により、御堂筋線は大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の路線となる。

出典