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大阪モノレール線

Osaka Monorail Main Line

大阪モノレール本線(おおさかモノレールほんせん)は、日本の大阪北郊を走る営業キロ21.2キロメートルの跨座式モノレールで、大阪モノレール株式会社が運営している。豊中市にある伊丹空港(大阪国際空港)の大阪空港駅を起点に、大阪平野北部の諸都市を大きく弧を描くように東へ進み、門真市の門真市駅に至り、その間に14の駅を結んでいる。電化方式は直流1,500ボルト、全線が複線で、最高速度は75キロメートル毎時である。営業距離では日本最長のモノレールであり、2011年に中国で重慶軌道交通3号線が開業するまでは、ギネス世界記録に世界最長の跨座式モノレールとして認められていた。

大阪豊中市吹田市門真市東淀川区旭区5 km
大阪モノレール線の路線図 · 境界: 国土数値情報(国交省)・GSI

歴史

この路線は、地域の古い鉄道のように大阪都心へ放射状に乗り入れるのではなく、北郊を横断して市街から放射状に延びる多くの路線を結ぶ環状的な路線として構想された。沿線では、阪急宝塚線・千里線・京都線、北大阪急行電鉄、大阪メトロ、京阪本線などと交差して乗り換えを提供し、それまで都心を経由せずには行き来しにくかった地域同士を結びつけている。

路線は段階的に開業した。最初の区間である千里中央 - 南茨木間は1990年6月1日に営業を開始し、北郊を横断する路線の中心となる背骨が築かれた。運営は、このシステムを建設・運営するために設立された第三セクターの大阪高速鉄道が担った。

次いで西側が延伸された。1994年9月30日に千里中央から柴原(現在の柴原阪大前駅)まで延び、1997年4月1日には現在の西側終点である大阪空港に到達して、伊丹空港にようやく近郊鉄道網への直通の鉄道連絡がもたらされた。同日、当時の茨木駅は宇野辺駅に改称された。

東側はその数か月後に完成した。1997年8月22日に南茨木 - 門真市間が開業し、本線は大阪空港 - 門真市間の全長21.2キロメートルに達した。これにより路線は端から端まで14駅という現在の形となった。

この路線の途切れない運行は、2018年6月18日にマグニチュード6.1の大阪府北部地震によって全線が運転見合わせとなり中断された。運行はその後の数日間で段階的に再開され、大阪空港 - 万博記念公園間が6月20日、万博記念公園 - 南茨木間が6月22日、最後の南茨木 - 門真市間が6月23日に再開された。さらに6月24日には部品落下のおそれから予防的な運行停止が行われ、翌朝の始発から運転が再開された。

後年の二つの変更は、このシステムの移りゆく自己像を映している。2019年10月1日に柴原駅が柴原阪大前駅に改称され、2020年6月1日には運営会社が社名を大阪高速鉄道から大阪モノレール株式会社へと変更した。将来に向けては、5つの新駅を伴う8.9キロメートルの延伸が計画されており、門真市から南東へ瓜生堂の新終点に向けて路線を延ばす予定である。当初は2029年度の開業を目指していたが、ボーリング調査により沿線の地盤が軟弱であることが判明したため、2033年度に延期された。

年表

  • 19906月1日:最初の区間である千里中央 - 南茨木間が、第三セクターの大阪高速鉄道により開業。
  • 19949月30日:千里中央 - 柴原(現在の柴原阪大前)間が延伸開業。
  • 19974月1日:柴原から大阪空港(伊丹)まで延伸され、現在の西側終点に到達。同日、茨木駅を宇野辺駅に改称。
  • 19978月22日:南茨木 - 門真市間が開業し、大阪空港 - 門真市間の営業キロ21.2km・14駅の本線が全通。
  • 2011この年に中国で重慶軌道交通3号線が開業するまで、本線はギネス世界記録に営業距離が世界最長の跨座式モノレールとして認められていた。
  • 20186月18日:マグニチュード6.1の大阪府北部地震により全線が運転見合わせとなる。
  • 20186月20日〜23日:大阪空港 - 万博記念公園(20日)、万博記念公園 - 南茨木(22日)、南茨木 - 門真市(23日)と段階的に運転を再開。
  • 20186月24日:部品落下の可能性により始発から運行を停止し、翌日の始発より再開。
  • 201910月1日:柴原駅を柴原阪大前駅に改称。
  • 20206月1日:運営会社が大阪高速鉄道から大阪モノレール株式会社に社名を変更。
  • 2033計画:門真市から瓜生堂の新終点へ向かう8.9km・新駅5駅の延伸。ボーリング調査で地盤が軟弱と判明したため2029年度から延期され、2033年度の開業を予定。

出典