歴史
この路線は1970年代後半から段階的に建設された。最初の区間は、市の中心部から南部にかけての伏見 - 八事間8.0キロメートルで、1977年3月18日に開業し、新たに導入された3000形電車によって運行された。翌年の1978年10月1日には、八事から赤池までの5.4キロメートルが南東へ延伸され、路線は名古屋市域を越えて日進市内へと達した。
私鉄への直通運転は、ほどなくして始まった。1979年7月29日、赤池から名鉄豊田新線(現在の豊田線)が開業し、同線と鶴舞線との相互直通運転が同日に開始されて、地下鉄は豊田方面と結ばれた。赤池からの直通列車は、豊田線、さらに名鉄三河線を経由して豊田市駅まで運行される。
その後、建設は市の中心部から北西へと続けられた。1981年11月27日には浄心 - 伏見間2.9キロメートルが開業し、1984年9月6日にはさらに庄内緑地公園 - 浄心間2.7キロメートルが加わった。最後の区間である上小田井 - 庄内緑地公園間1.4キロメートルは1993年8月12日に開業し、路線は全長20.4キロメートルで完成して、上小田井が北西側の終点となった。
上小田井側の開業は、二つ目の直通運転をもたらした。1993年8月12日から鶴舞線は名鉄犬山線との相互直通運転を開始し、上小田井からの列車は名鉄の線路を北へ進んで岩倉・扶桑・犬山方面まで直通できるようになった。同じ時期には車両の近代化も進み、1993年には3050形電車が営業運転を開始した。これに先立つ1987年から1989年にかけては、桜通線の6000形電車が暫定的に鶴舞線で運行されていた。
2000年代から2010年代にかけて、路線では一連の漸進的な改良と運行の調整が行われた。2001年に上小田井が犬山線の急行停車駅になったことに伴って同線への直通列車が削減され、2008年からは昼間の犬山線直通列車が岩倉行きに短縮された。より新しいN3000形電車は2012年3月16日に営業運転を開始し、これらの年月には発車標や接近メロディが各駅に順次導入された。
近年では、最も古い車両や直通運転の一部が縮小されている。当初からの3000形電車は2023年3月に引退し、2024年3月16日のダイヤ改正では、平日日中および土休日10時以降の名鉄犬山線への直通運転が廃止された。2024年10月14日からは庄内緑地公園駅を皮切りに可動式ホーム柵が順次使用開始され、この事業は2026年6月8日に南東側の終点である赤池駅へホーム柵が導入されたことをもって完了した。
年表
- 19773月18日:最初の区間である伏見 - 八事間 (8.0 km) が開業。3000形電車が営業運転を開始。
- 197810月1日:八事 - 赤池間 (5.4 km) が開業し、名古屋市域を越えて日進市内へ達する。
- 19797月29日:名鉄豊田新線(現在の豊田線)が開業し、相互直通運転を開始。
- 198111月27日:浄心 - 伏見間 (2.9 km) が開業。
- 19849月6日:庄内緑地公園 - 浄心間 (2.7 km) が開業。
- 198712月28日:桜通線6000形電車が鶴舞線で暫定営業運転を開始(1989年まで運行)。
- 19934月1日:3050形電車が営業運転を開始。
- 19938月12日:上小田井 - 庄内緑地公園間 (1.4 km) が開業して全通。名鉄犬山線との相互直通運転を開始。
- 200110月1日:上小田井駅が急行停車駅になったことに伴い、犬山線への直通列車を削減。
- 200812月27日:犬山線への直通列車を昼間は岩倉行きに短縮。
- 20123月16日:N3000形電車が営業運転を開始。
- 20233月:3000形電車が営業運転を終了。
- 20243月16日:ダイヤ改正により、平日日中および土休日10時以降の名鉄犬山線への直通運転が廃止。
- 202410月14日:庄内緑地公園駅から順次、可動式ホーム柵の使用を開始。
- 20266月8日:南東側の終点である赤池駅へのホーム柵導入をもって完了。
出典
事実確認日:2026年6月14日