歴史
稲荷町駅は、1931年(昭和6年)8月15日に富山電気鉄道の富山田地方駅 - 上市口駅(現在の上市駅)間が開業した際に開設された。駅舎は富山鉄道と富山電気鉄道の2社で共同使用していた。1933年(昭和8年)4月に富山鉄道が解散すると当駅を含む富山駅 - 堀川新駅(現在の南富山駅)間は富南鉄道に譲渡され、1941年(昭和16年)12月1日に富山電気鉄道が富南鉄道を合併した。1943年(昭和18年)1月1日、陸上交通事業調整法に基づく富山県交通大統合により富山地方鉄道が発足し、電鉄富山駅 - 当駅 - 西三日市駅(現在の電鉄黒部駅)間が本線、当駅 - 南富山駅間が富南線となった。同年6月20日に富南線の電化が完了し、1946年(昭和21年)6月1日には本線の電鉄富山駅 - 当駅間も電化された。1969年(昭和44年)4月1日に富南線は不二越線に改称され、同日に専用線を除く貨物営業が廃止された。1979年(昭和54年)9月1日に専用線の貨物営業も廃止され、1999年(平成11年)3月29日にATSが設置された。
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備考
稲荷町駅の東側、本線と不二越・上滝線の線路の間には稲荷町テクニカルセンター(車両基地・工場)が設置されており、定期検査・修繕、冷房化改造、中古車両の改造に加え、富山軌道線の車両の定期検査も行っている。軌道線車両は南富山駅 - 当駅間をディーゼル機関車で牽引して回送される。2010年公開の富山地方鉄道を舞台とした映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』では当駅および稲荷町テクニカルセンターがロケ地となった。