歴史
海岸通停留場は1950年(昭和25年)12月の開業だが、当地にはそれ以前から宇品線が乗り入れており、かつての終点である宇品停留場(うじなていりゅうじょう)が設けられていた。1915年(大正4年)の宇品線御幸橋東詰 - 宇品町間開業時、軌道は御幸橋東詰から南下して宇品地区の西堤防沿いを進み、堤防の南端近くで東に折れて海岸通りを東進し、宇品桟橋(現在の広島市営桟橋)前の宇品停留場に至っていた(東には鉄道院宇品線の宇品駅も立地)。1935年(昭和10年)12月27日に軌道が東側に開通した宇品通り上の新線へ移設されると、宇品停留場は廃止され、代わって新線が桟橋前から海岸通りを西進して西堤防の南端近くに至る経路をとり、宇品桟橋前停留場(うじなさんばしまえていりゅうじょう)として開業した。1942年(昭和17年)に一度廃止されたが、1950年(昭和25年)12月1日に「海岸通停留場」として復活した。1994年(平成6年)8月31日に安全地帯を整備、2002年(平成14年)8月31日には国道2号広島南道路・広島高速3号線の建設に伴い宇品五丁目寄りに約100メートル移転している。なお、この移設先には広島競輪開催時のみ営業を行う臨時の「競輪場入口停留場(けいりんじょういりぐちていりゅうじょう)」が1952年(昭和27年)頃から存在していたが、当停留場の移設に伴い廃止された。ホームは併用軌道上に低床式で2面、東に広島港(宇品)方面の下りホーム、西に皆実町六丁目方面の上りホームが置かれ相対式となっており、屋根がほぼ全長にわたって取り付けられている。広島港寄りの軌道には渡り線があり、毎年7月の「広島みなと夢花火大会」の臨時便折り返しに使用される。駅番号はU16。
歴史は日本語版・英語版ウィキペディアより要約 · 最終確認 2026-05-25。
備考
毎年7月に広島港で開催される「広島みなと夢花火大会」の際には、当停留場で折り返しを行う臨時便があり、広島港寄りの渡り線はこの時使用される。普段は無人の停留場であるが、花火大会の際には多数の係員が配置される。