歴史
小幌駅は、北海道虻田郡豊浦町字礼文華にあるJR北海道室蘭本線の駅で、駅番号はH45である。1943年(昭和18年)9月25日、国有鉄道室蘭本線の小幌信号場として開設された。室蘭本線・函館本線で太平洋戦争中の軍需輸送に対応するため列車交換施設が必要だったが、トンネルが連続する険しい地形のなかで当駅前後は勾配が緩く蒸気機関車をトンネル外で停車できる僅かな空間を確保できることからこの地が選ばれた。信号場の段階から旅客も取扱っていた。1964年(昭和39年)7月5日と1967年(昭和42年)9月29日に前後区間が複線化され、同年10月1日に信号場としては廃止となり仮乗降場として旅客取扱いを継続。1987年(昭和62年)4月1日の国鉄分割民営化でJR北海道に移管、旅客駅に昇格し、1990年(平成2年)3月10日に営業キロが設定された。「礼文華山トンネル」と「新辺加牛トンネル」に挟まれた80メートルの空隙区間に立地し、道路アクセスがないため代表的な秘境駅として知られる。所在する豊浦町は北海道胆振総合振興局の最も西に位置する町で、1932年(昭和7年)に弁辺村から豊浦村に改称し、1947年(昭和22年)7月1日に町制を施行した。なお、JR北海道が2015年7月に小幌駅の廃止可能性を示唆したのに対し、豊浦町は当駅を観光資源として位置づけて存続を求め、駅維持費用と人的支援を負担して存続させており、豊浦駅周辺の道の駅とようらや天然豊浦温泉しおさい、すいしゃのスタッフに小幌駅の駅名標を背景にした写真を提示すると「秘境到達証明書」が発行されている。
歴史は日本語版・英語版ウィキペディアより要約 · 最終確認 2026-06-09。
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備考
小幌駅は日本一の秘境駅で、内浦湾沿いの二つのトンネルに挟まれた80メートルの空隙区間に立地し、道路アクセスがなく鉄道か船でしか到達できない。牛山隆信による秘境駅ランキングでは秘境駅度1位とされている。駅舎はなく、保線用の小屋とバイオトイレがあるのみである。