歴史
奈良駅は1890年(明治23年)12月27日、大阪鉄道(初代)王寺駅 - 当駅間の開通に伴い一般駅として開業した。1896年(明治29年)4月18日には奈良鉄道が木津駅 - 当駅間を、1899年(明治32年)5月21日には関西鉄道が大仏駅 - 当駅間を、同年10月14日に奈良鉄道が京終駅 - 当駅間を開通させた。1900年(明治33年)6月6日に大阪鉄道が、1905年(明治38年)2月7日に奈良鉄道がそれぞれ関西鉄道に合併され、当駅は関西鉄道の単独駅となった。1907年(明治40年)8月21日に関西鉄道加茂 - 大仏 - 当駅間が廃止、同年10月1日に関西鉄道が国有化され官営鉄道の駅となった。1909年(明治42年)10月12日の線路名称制定により、木津方面と王寺方面が関西本線、京終方面が桜井線となった。1934年(昭和9年)9月11日には寺院風の二代目駅舎が完成、1945年(昭和20年)7月22日に空襲被害を受けた。1965年(昭和42年)10月にみどりの窓口を設置、1984年(昭和59年)2月1日に貨物および荷物の営業が廃止された。1987年(昭和62年)4月1日の国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となり、同年7月31日に駅舎のライトアップが始まった。1988年(昭和63年)3月13日には路線愛称制定で「大和路線」の使用が始まる。1998年(平成10年)8月8日に自動改札機を設置、2003年(平成15年)11月1日にICOCAの利用が可能となった。同年9月7日に高架化工事のため仮駅舎へ移転、2004年(平成16年)5月11日には二代目駅舎が曳家工法で18メートル移動された。2008年(平成20年)6月29日に関西本線ホームが高架化、2009年(平成21年)10月4日に大阪環状・大和路線運行管理システムが導入された。2010年(平成22年)3月13日に桜井線ホームが高架化され、駅機能がすべて高架部に移設、同日に桜井線で「万葉まほろば線」の愛称使用が始まった。同年10月3日には東西自由通路が開通、2013年(平成25年)3月に連続立体交差事業が完了している。2018年(平成30年)3月17日に駅ナンバリングが導入、2024年(令和6年)3月16日のダイヤ改正で通勤特急「らくラクやまと」の停車駅、2025年(令和7年)3月15日のダイヤ改正では特急「まほろば」の停車駅となった。
歴史は日本語版・英語版ウィキペディアより要約 · 最終確認 2026-05-22。
備考
1934年(昭和9年)に完成した2代目駅舎は、周囲の景観に配慮して方形屋根に相輪を持つ和洋折衷様式が採用されていた。大阪鉄道局建築課が京都帝室美術館懸賞設計に応募し落選した設計案を再利用したものだった。高架化に伴い取り壊される予定だったが、その歴史的価値から反対の声が根強く、2004年5月11日に曳家工法で18メートル移動して保存された。2009年からは奈良市総合観光案内所として利用されている。2007年に近代化産業遺産、2011年に土木学会選奨土木遺産にも選定されている。