歴史
荒尾駅は1912年(大正元年)11月1日、鉄道院の万田駅(まんだえき)として熊本県荒尾市万田に鹿児島本線の駅として開業した。三井三池炭鉱の主力坑「万田坑」の石炭取扱駅として開業したため当初は「万田駅」と命名されたが、1942年(昭和17年)に荒尾町が周辺の村と合併して荒尾市が誕生したため、1943年(昭和18年)6月15日に荒尾駅へ改称された。1945年(昭和20年)3月に2代目駅舎へ改築。1949年(昭和24年)12月21日には荒尾市営電気鉄道(荒尾市電)の市電荒尾駅 - 境崎駅間が開通し市電荒尾駅が開業、1961年(昭和36年)10月には三池鉄道三池本線からの貨物連絡線が開業した(1978年(昭和53年)10月に休止)。1964年(昭和39年)10月1日に荒尾市電廃止、1984年(昭和59年)2月1日に荷物の取扱を廃止、1987年(昭和62年)4月1日の国鉄分割民営化によりJR九州・JR貨物の駅となり、2006年(平成18年)4月1日にJR貨物の駅を廃止した。2009年(平成21年)2月20日に自動改札機が導入され、同年3月1日にSUGOCAの利用を開始。2012年(平成24年)4月8日に駅前ロータリーが整備され、有明工業高等専門学校の機械工学科の学生がデザインした万田坑第二竪坑櫓のモニュメントが設置された。2018年(平成30年)3月17日のダイヤ改正で特急「有明」が当駅停車から外れ、定期特急列車が消滅。2024年(令和6年)11月23日には駅旧事務室を改装したコミュニティスペース「あらおリビング」が開設された。
歴史は日本語版・英語版ウィキペディアより要約 · 最終確認 2026-05-22。
備考
荒尾駅は熊本県最北端の駅で、世界文化遺産万田坑の最寄駅であることから「世界文化遺産万田坑駅」の愛称がついている。みどりの窓口で発券される乗車券はJR東海東海道本線(美濃赤坂線)の荒尾駅と区別するため「(鹿)荒尾」と印字される。熊本県では最も遅く最終列車が到着する駅でもあり、駅舎は線路の西側にあって東側との往来には約500m離れた踏切を渡る必要があるが、財政難のため線路東側に東口を設ける計画は凍結されている。旧・市電荒尾駅は国鉄駅裏の踏切沿いに小さな木造の島式ホーム2面1線で存在したが、国鉄駅との連絡設備は無かった。